【Bre鯖で】嵐の夜に【OTTANA!!】

その戦いは1つの『おったな』から始まった・・・




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その他「何がおりましたか!」

ろく「はてー」(ハティーの意)



~ハティー討伐後~



ストームナイトinブレイザブリク


















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こうして嵐の夜が幕を開けた。



【嵐の夜に in Breidablik】




AKAHANAのトナカイに鉄槌を下すべく、3人の勇者が目覚めた。

勇者たちの名は、

二刀流ろく(WL+2PCAB)

地雷矢バリ、(ハンター)

蒲焼トミー(HiWiz)

サーバーなんて関係ねえ、全てのボスはオレたちの獲物だ。

それが彼らの矜持だった。







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なお、バリ、トミーの両名はアンフロ未所持である。

幸い、AKAHANAの範囲凍結には詠唱がある。

初手の範囲凍結を誘発し、詠唱中に画面外に逃げることで対処できる。

タイミングはかなり厳しいが、オレたち少数精鋭の勇者はすぐに慣れた。




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『おまえ、対抗か?』

たとえ善意のリザレクションをかけてくれた相手だろうと、聞かずにはいられない。

これはオレたちボス狩りプレイヤーにとって挨拶のようなものであり、「こんにちは、今日も精が出ますね」と同じ意味を含んでいるのだ。







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どうやら対抗ではなかったようだ。

ありがとう逆毛、君のことは忘れないよ。






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二刀流ろくが左手を駆使し、ABを操作する。

本気になれば足も使って四刀流になれるそうだ。

さすがはボス狩り同盟「OTTANA!!」の一員、ここでも意識の高さを見せつける。






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地雷矢バリ氏に囮に使われた哀れなうなぎの図。


バリ氏はしきりに、「違う違う、違うんだって」と言っていたが、最終的には「犠牲はつきものなんだよ!」と開き直っていた。

隙あらば仲間をも犠牲にする。これがMimirのやり方なのだ。




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しかしAKAHANAはやはり強い。

地雷矢バリ、蒲焼トミーの両名はワンパンで沈むので論外だが、二刀流ろくも苦戦を強いられていた。

下で凍っている2PCABを見てバリ氏が「ボンバーマン状態だな」と喩える。

それもこれもバコナワ・・・じゃなくて、露店にパイクレシアがなかったのが悪い。







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あっ





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GAME OVER



2時間以上に及んだ戦いの感想としては、「やれないことはないけども・・・」だった。

FWとランドマインでHPを半分以上削ることはできた。

しかし9999ヒールを使い始めると、回復量を上回るダメージを与えることができなかった。

削っては回復され、削っては回復され。

僕のFWのダメージが1という舐めっぷりはともかく、攻撃のテンポを速くすることが今後の課題だろう。

アンフロを手に入れるとは言わずとも、とりあえずバリさんはスナイパーに、僕はWLに転職しよう、うん。




スカイプは爆笑の嵐でした。

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解散したときにはAM3:00過ぎてた。






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嵐は対抗WLがおいしく頂きました。
(MVPはバリさんだった模様)



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ラグナロクロワイヤル

ボス狩りライフを楽しんでいるトミーです。


さてさて皆さんのサーバーのボス事情はどうですか?


人口が多いサーバーは必然的にボス狩り人口も多いでしょうから、人気のボスを見つけるだけでも大変かもしれませんね。


じゃあ人口が少なければ楽なのかというと、必ずしもそうではないのです。


例えばMimirなんかは、aiharaさんやバリさんから話を聞く限りでは、ボス意識の高いプレイヤーが多いようで。


僕のいるLifも人口は少ないものの、訓練された少数精鋭しか残っていないので、簡単にボスにありつけるなんてことはないのです。


LifはGvガチ勢が多いことでも知られてますしね。


MimirもLifも人口が少ない分、残っているプレイヤーはガチ勢しかいないんでしょうね。

濃縮還元ってやつです。(還元はされてなかったわ。少ないままだわ)




ではどれほど濃縮されているのか、ちょっとLifを見てみましょう。







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うなぎいぬ
<ボスイナイ オマエタイコウカ


 トミーいぬ


春風亭
<そうだよ(満面の笑み


春風亭しゅんた


ドドリア
<もう平地で蜂に会えると思うなよ


 ドド璃杏










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ドレイク待機の図。

この後、ドレイクが現れることはなかった。




お分かり頂けただろうか。

我がLifサーバーでは、少数精鋭同士の苛烈を極めるボスの奪い合いが日常茶飯事なのである!

しかし僕は負けない。

新たなMVPカードを手に入れるその日まで、ボスを狩り続けるのである!


オレたちの戦いはこれからだ!!!


~完~


ご愛読ありがとうございました!

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うなぎ先生の次回作にご期待ください!

チャ~ジ、ゴ~(寝起き

まずはリンク追加のお知らせです。


絶対零度


ぽちこさんの相方であるオズマくんが、ついにブログを始めたようです!!!

これはぜひともね、今後の行方を見守らにゃならんってことで、いち早くリンクに漕ぎつけました。

てかブログタイトル超カッコいいじゃん、『絶対零度』てアナタ。

『うなぎじゃねえ』よ?

どうしてこんなに差がついたのか。慢心、環境の違い。





最近はMDは控えめに、ボスをムシャムシャしております。

ギルメンや友人と一緒に狩ったりもするんですけど、ソロよりずっと捗りますね。

索敵効率が上がるってのも勿論なんですけど、

『いなさそうだねー』

『だねー』

『~に○○おった!』

『おk』

こんな何気ないやりとりがすごく楽しい。モチベーションが保てます。




で、ボスのランダム時間中はチャージマン研を観てるんですよ。

これ面白いですねwwwwwww


チャージマン研





チャー研は、地球侵略を目論むジュラル星人に立ち向かう『泉研』という少年の物語なんですが、
ツッコミが間に合いません。

何故かというと、


①ジュラル星人たちの作戦がいちいち回りくどい
主人公の住所を知っているにも関わらず、直接攻撃せず、わざわざおびき寄せる等)


②主人公の変身条件がいまいちあやふや
(光があれば変身できるという設定だが、光源のない場所でも変身したり、
光源だらけでも変身しない場面がある)


③ナレーターがやけに馴れ馴れしい
(通称『馴レーター』)


④名言が数多い
(『お許しください!』、『これから毎日放火しようぜ!』等)


⑤SEが仕事をしない
(ビームを照射しても無音がデフォ、物語後半は比較的仕事してる)


もうね、チャー研の制作現場がいかにひどかったか、想像に難くないレベルでひどいアニメです。

1話あたり5分なので、手軽に観れるのが嬉しいですね。

皆さんもよかったらぜひご覧ください。

笑わない自信のある人は、口に何か含むといいですよ。



そうか、頭の中に爆弾が!

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お許しください!

ウナ=コーワ

ピンポーン





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あなたは神を信じますか?


無神論者ですか?あなたはお強い方なんですね。

しかし人生何が起こるか分かりません。

挫折、事故、病気……様々な困難があるやもしれません。

これから先、心の支えが必要にならないとも限りませんよ?

あなたの心の拠り所として、うなぎ教を信仰なさってはいかがでしょうか。







うなぎ教の教祖、偉大なる預言者『バ=リクン=サン』が瞑想中に邂逅なさったのが、





うなぎ王


こちらの『うなぎ神』様です。


これは偉大なる預言者『バ=リクン=サン』が、自身の記憶をもとに描き上げた『うなぎ神』様の肖像です。

どうです、神々しいでしょう?

偉大なる預言者『バ=リクン=サン』は、『うなぎ神』様との邂逅の後、

自身のステージを何段も高め、ウナ=コーワ(うなぎ教における最高位のステージ)へと到達なされました。

偉大なる預言者『バ=リクン=サン』は、多くの人々をウナ=コーワへと導くべく尽力されているのです。

どうです、入信したくなったでしょう?






信者の中には著名な方も多いんですよ。





ボイタタ


ボイ=タタさんや








スロフォ


スロフォーさん、





テンタクルス


テンタさんとか








アナゴさん


アナゴさんもです!



どうです、興味が湧いてきたでしょう?

えっ、胡散臭い?まぁそう仰らずに!

この書類に印鑑を押すだけで構わないので!

ダメですか?そうですか、うなぎ教を理解してもらえず残念です。

では、こちらのアンケートだけでも・・・

いやもうアンケートだけでいいので!それで帰りますから!

お願いしますよちょっ・・・な・ん・で!いきなりドア閉めようとするんですか!!!

あー痛い痛い足が痛いよー、よいしょっと!

ここまで露骨に拒絶されちゃうとねぇ!こっちも意地になりますよねぇ!!(バンバン!!)

もうこのままじゃ帰れませんねこれは!!

ほら早く印鑑持ってくる!!言ってることわかるかなー?????(バンバン!!)

さっさとしろよ!!!!!!・・・チッ、たく・・・




おう、持ってきたか!!?

持ってきたらさっさと書類n・・・あっ旦那さんですか?

えーとですね・・・私は決して怪しいものじゃなくてですね・・・

そう!ちょっとしたアンケートにご協力くださればなーと思いましてね?

いや違うんですほんとに。恫喝なんてとんでもないです。

警察!?警察はちょっと勘弁して頂けないでしょうか・・・

いや全然平気です!足なんかちっとも痛くないです!

いやほんとすみませんでした!!失礼しますね!!お邪魔しました!!!

いやもう帰ります!帰りますから!!詳しい話なんてそんな滅相もございません!!

警察はほんっとうに勘弁してください!!!

あーもうこんな時間だ!!!ご協力ありがとうございましたー!!!!!(バッ、シュタタタタ




本日、架空の宗教団体を騙り、恫喝まがいの行為を行っていたとされる人物が逮捕されました。

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容疑者についての詳しい情報が入り次第、改めてお伝えします。

線路は続くよどこまでも

カードのdrop率は0.02%なんて言われてますね。

こんなの狙って出そうと思うと、よほどの数を狩らなければならないでしょう。

大量に沸くmobならそれでもいいんですけどね。

スカラバとかスカラバとかスカラバとか。

MVPボスのような、狩れる数に限界があるmobは厳しいです。

狩ってるうちに段々、馬鹿らしくなったり、疲れちゃったり、飽きちゃったり。

『本当にカードなんて出るのだろうか?』

一度でも頭をよぎると、絡みついて離れません。





狩っていればいつかは出るなんて綺麗事は言いません。

ただ、僕たちにできるのは狩り続けることだけなのです。淡々と。黙々と。

カードの出た出ないはあくまで結果でしかない。aiharaさんの受け売りですけどね。




実は僕、対抗さんに目の前でドラキュラcを出されちゃいましてね。

内心悔しがりながら、『おめでとー』と言葉をかけました。

けど、そのドラキュラを僕が狩っていたとしてもcが出た保証なんてないので、せめて前向きに考えることにしたのです。

『MVPcは未実装じゃない』と証明してくれたのだ、と。

実際、モチベーションは下がるどころか、むしろ上がりました。

だから、今では感謝しております。







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ほんの少しでも、ボス狩りプレイヤーたちのモチベーションになれば。




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【拡散】お願い【希望】

最近また、細々とボスを狩っております。

かるーく探して、いなければ諦める程度ですけどね。

それでたまに、対抗の方とお話しさせて頂くこともあるんです。

何を狩ってるとか、このカードはこの装備に挿したいとか、あのボスの没時間は~ですとか。

で、流れで血枝の話題になったんです。




血枝って入手手段が限られてるじゃないですか。

僕が思いつくところだと、セリーヌ・キミのドロップくらいしかないです。

箱からは出るのかな?確率低そうだけど。

そこで僕がふと『モンスターハウスの景品になればいいのに』なんて言ったら、

対抗さんが『その要望を送るしかないw』と言うので、一応送ったんです。



でも僕1人が送ったところで運営が動くわけないんですよね。

そこでどうか、このブログをご覧になってる方のお力を借りたいのです。


ガンホーに意見要望を一緒に送って頂けないでしょうか。

ここで宣伝することにどれほどの効果があるかはわかりませんが、やれるだけのことはやりたいのです。


まずは要望の送りかたを説明しますね。







ログインページ



①まずはログインページへ。

②画面右側のご利用ガイドの欄に『お問い合わせ』があるのでクリック。












問い合わせページ



③画面中央の『Webヘルプデスク』をクリック。












意見要望


④投稿フォームが3つありますが、一番下のラグナロクの欄から『ご意見ご要望』をクリック。















意見要望投稿ページ


『意見・要望を投稿する』をクリック。













意見要望投稿ページ02


⑥アカウントとサーバーを選択して、詳細内容を投稿してください。








以上で完了です。そこまで手間はかかりません。

どうかこの手順を踏んで、ガンホーに要望を送ってほしいのです。



我がLifサーバーでは、モンスターハウス参加者がめっきり減っております。

中級もかなりきついですし、上級クリアはもはや非現実的です。

27人で突破なんてできるわけないんです。

ここまで人が減ったのはおそらく、期間限定品の更新が全くなくなったことが最大の理由だと僕は思っております。

必ずクリアできるか定かではないし、やっとこさクリアしたとして、できることがSEやカード変換だけって寂しいじゃないですか。

ポイントに魅力を感じなくなり徐々に人が減る。人が減るとさらにクリアしづらくなる。

クリアしづらくなったことでまた人が減る。負のスパイラルですよ!


そこで血塗られた古木の枝の登場です!!


期間限定品、もしくは常設で、MHポイントと交換できるようになれば、確実に人は増えるはずです!

数は力です!!!少数精鋭とか言ってる場合じゃねえ!!!

要望だって、1人で送っても意味がないんです!

皆さんのお力が必要なんです!!!








緊急アンケート『MH景品に血枝が入ったらどう思いますか?』



・枝祭りのフィナーレで盛り上がれる (143歳修羅)

・ポイントの使い道が増えるのはいいこと (140歳ソーサラー)

・普段見ないボスと戦えるかも (136歳ウォーロック)

・モンハウに人が増えるキッカケになると思う (150歳アークビショップ)

・ボスcが出る可能性も・・・!(165歳ギロチンクロス)

・もうカード変換はこりごり (165歳レンジャー)

・チャームオブなんとかが2500ポイントとか舐めてんの? (165歳メカニック)

・なんでもいいから期間限定品更新しろや (165歳シャドウチェイサー)

※個人の感想です



ほら!!喜びの声多数!!!




というわけでね、どうかこの記事を読んだ皆さん。

要望を送ってください、お力をお貸しください。

お願いします・・・!どうか・・・どうか・・・




ぶっちゃけ血枝じゃなくてもいいから、ポイントの使い道は増やしてほしいよね。

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運営も当初は力を入れてたコンテンツなのになぁ・・・どうしてこうなった。

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見目麗しい巨体となり、超Fleeを失った王。先ほどまでの俊敏性はない。

ここが急所でございと言わんばかりに膨れ上がった腹に、秒間七発の斬撃を放つ。

壱、弐、参、肆、伍、陸、質。

毒々しげな色の体液が飛び散る。足元の蛆たちが青く染まる。

王の表情からは感情を読み取ることができなかった。

だが効いている、確実に。


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ここで再び回復剤が尽きた。

やはり避けられないとあっては、体力をゴリゴリと削られる。

慌ててまにゃん島にFlyし、かき氷150個を8パック注文した。

売り子のイカ娘がぶつくさ呟きながら、かき氷器のレバーをせっせと回す。

透き通った立方体の氷が回転し、ゴリゴリ削られてゆく。

オレの前世はかき氷だったのかもしれない。

オレが食したかき氷の中には、来世が暗殺者のものもいるかもしれない。

そんなとりとめもない考えが浮かんでは、あっという間に溶けていった。



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オレたちギロチンクロスは毒の扱いに長けている。

一口に毒と言っても、その効果は様々だ。

今回オレが服毒したのはマジックマッシュルーム。

オレたちが本来使うことができない技、エナジーコートをむりやり発動させるのが目的だ。

他にもオブリビオンカース、リーチエンド、パイクレシアなどの毒があるが、これらは相手に服毒させる場合が多い。

生憎、王には全く効かないようだが。


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王と必死の攻防を始めてから、どれほど時間が経っただろうか。

まだ王が倒れる気配はない。オレは王の尋常ではない体力に辟易した。

+4ディカーセイト錐を振るう左腕の感覚がないことに気付く。

決着を急がねば。


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何かが回転しているような、風を切る音が響いたかと思うと、横腹に激痛が走った。

思わず顔が歪む。

王が右前脚を振りかざすのが、視界の端に映った。第二波が飛んでくる。

咄嗟に目を閉じ、感覚を研ぎ澄ます。右腕に全神経を集中させる。

羽音に混じり、王の息遣いを感じ取る。

チャンスは一瞬、外せば終わりだ。

暗闇の中に、光る白線が王を象って現れる。

王の右前脚が伸びる。あと二メートル、一メートル……

オレは愛刀を一気に振り下ろした。


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王の右前脚が床に落ちるのと、オレが膝をつくのはほぼ同時だった。

どうやら痛覚はあるらしい、王は身悶えていた。

王が足元に聖書を落とした。蛆たちが下敷きになる。白濁液が王族衣装を汚す。

なんとか追撃は避けた。だがこれ以上は身体が持たない。

三度目の蝶の羽。


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満身創痍のオレを見るなりイカ娘が口を開く。

『さっきから大量にかき氷を注文して!しかもそんなにボロボロになって、一体何してるのよ!』

怒髪ならぬ触腕天を衝く。大神官と同じクセだ。

『エクソシストの真似事さ』

自分では決まったと思ったのだが、イカ娘の反応はかき氷よりも冷たかった。

『は?バカじゃないの?』

マリアナ海溝よりも深い心の傷を負ったオレは、目から溢れ出る汗を拭いながら修道院に逃げ帰った。

まったく……最近の若い娘は……親の顔が……


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これが最後の交戦だ。

もはや呼吸を整える余裕もない。感覚のなくなった両腕をひたすら振るい続ける。

手応えがあるかすら分からない。視界が少し霞んできた。

王が口鉤を激しく動かしている。カチカチカチカチ。

王もかなり消耗しているようだ。コンデンスミルクの噴出は止まっており、動きにもキレがない。

脚を落とされたのはかなり堪えたらしい。

それならばと、残った力を振り絞り、動きの止まっている左後脚を狙う。

もう二撃目はない、ここで決める。

息を吐き切り、歯を食いしばる。目を見開きタイミングを計る。

群がる臣下を振り払い、地面を踏ん張ると同時に一閃。

瞬間、視界が傾いた。

蛆の体液に足をとられたことに気付いたときには遅かった。

スパイラルピアースが、オレの左脚に直撃する。

狙いから逸れた斬撃は、大振りの攻撃を放ちガラ空きとなった王の下腹部へ……


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ダブルノックアウト……とはならず、先に白旗を揚げたのは王の方だった。

下腹部への一撃が図らずもトドメとなったらしい。

穴は大きく裂け、コンデンスミルクとブルーハワイシロップの洪水が始まった。

王は金切声を上げながら一人逃げ出した。脇目も振らず、オレと真逆の方向へ走り出す。

脚を失っているせいか、うまくバランスがとれないようだ。壁に激突し続けている。

もはや戦意は感じられない。

オレは呆気にとられてしまった。

今まで戦ったモンスターの中で、戦闘中に逃げ出したのはコイツが初めてだ。

なんて愚かな姿だろうか。

騎士道精神がどうこうじゃない、『敵に背を向ける行為』の危険性について言っているのだ。

臣下をも見捨てた裸の王に、もはや畏怖は感じなかった。

オレは左脚をかばいながら立ち上がった。

大きく息を吐き、+7トリプルリベレーション蛸引包丁を強く握り直す。


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『これが今回の依頼の報告書だ』

金髪豚神父に紙束を放り投げる。まるで家畜に餌付けしている気分だ。

報告書を受け取った豚神父が、鼻の脂を輝かせながら何か喋っているが、生憎ぶひぶひとしか聞こえない。

『そうだ、土産があるぞ。コイツが儀式の産物だ』

オレは懐からチョンチョン人形を取り出し、豚神父に投げつけた。

豚は一層高い声で泣いた。いや啼いた。いいリアクションをするじゃないか、こいつは傑作だ。

神父なんぞ辞めてコメディアンになったらどうだろうか?




王の死骸を持ち帰ることは出来なかった。

敗走する哀れな王の頭部を斬り落とした瞬間、王の体内からドス黒い煙が噴き出し、まるで意志を持っているかのように修道院の奥へと走り抜けていったからだ。

後に残った抜け殻はみるみる萎んでいき、最後には溶けいるように床と同化した。

不気味なほどの静けさが辺りを包む。

消化できない淀みを抱えたまま、オレは修道院を後にしたのだ。

おそらく王は復活するだろう。それも近いうちに。

このことは報告書には書いていない。事の顛末を知っているのはオレとジェドだけだ。

結局、王の正体は何だったのか。ヒバムは一体何を召喚したのか。

ハエたちと死闘を繰り広げ、得られたものは疲労と疑問だけ。

割に合わないなんてもんじゃない。このままで終われるか。

ジェドから島の調査結果が届き次第、オレは再び王に謁見するつもりだ。




だが、今は疲れた。

そうだ、まにゃん島でかき氷でも食べながらゆっくり過ごそう。

イカ娘に言葉遣いを教えなければな。海鞘の味にも興味が出てきた。

チョンチョン人形を足で突いているバムプのティーカップにパイクレシアを注いで、オレは神父室を後にした。


~fin~






↓結さんから頂きました、感謝!!!

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黒い枠は黒蛇王要素だそうです。

『蠅の王』は強かった。

外見通りの俊敏性で攻撃を当てるのも一苦労かと思えば、その小さな体躯から捻り出したとは思えないほどのパワーを見せた。

臣下たちの冷徹な一撃は重くないものの、手数にものを言わせオレの体力を削りにかかる。

まるで悪意を持った卸し金が全身を這いずり回っているようだ。

忌々しいハエ共め。


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敵の攻撃を回避することには自信があったのだが、こうも大量に群がられると難しい。

ハエたちの猛攻を甘んじて耐えることにし、+7トリプルリベレーション蛸引包丁を握る右手に神経を集中させる。

もちろんハエ共もタダで斬られてくれはしない。

愛刀に手応えを感じる度、臣下に齧られ傷口が増えてゆく。

王はカチカチと口鉤を鳴らした。悦んでいるのか、化け物め。


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これほどの強敵は『炎の魔人』以来だ。

『炎の魔人』の技は、こちらが一撃で倒れかねない威力だった。

終盤の怒涛の猛攻は、一瞬たりとも気が抜けない。

『蠅の王』は、『炎の魔人』のような瞬間的な火力こそないものの、回避を許さない物量と圧倒的体力を武器としているようだ。

一方が倒れるまで、小細工なし、ノーガードの殴り合い。根比べというわけだ。

オレが奴らを切り伏せるが先か、奴らがオレを喰い散らかすが先か。


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オレが力尽きないことに業を煮やしたのか、『蠅の王』はアジリティアップ、通称『超Flee』を使用した。

羽音が一層激しくなると同時に、もはや王の動きを目で追うことができなくなった。

極一部のモンスターにしか許されない、回避率を大幅に上昇させる技だ。

これまでにも、超Fleeを使用するモンスターとは対峙したことがある。

大抵は、奴らの超Fleeが切れるまで様子を伺うか、装備を変更して対応してきた。

だが今回、オレは王がいるであろう空間をがむしゃらに攻撃し続けた。

愛刀が空を切る度に、刃の軌跡上に豚神父の顔を投影した。

オレは攻撃を外したのではない、豚神父の顔面を切りつけたのだ、そう自分に言い聞かせた。


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やはり数の暴力は恐ろしい。

持ちこんでいた大量のかき氷は『カラッポ!』になってしまった。

悔しいが、ここは一時撤退だ。蝶の羽を用いる。

消え入る瞬間、王の断末魔のような鳴き声が、聴こえた気がした。


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今回の依頼を受けるにあたっては、まにゃん島を拠点にすることにした。

ネコとイカが暮らしている、どの国にも属さない島。

少し、いやかなり磯臭い。修道院の腐臭よりはマシだが。

海鞘という海産物がウリのようだ。これほど食欲が湧かない外見も珍しい。

イカの大神官から一つどうだと勧められたが、丁重に断った。

海底神殿の覇権を巡って大神官と争ったことを懐かしみながら、オレはかき氷150個を8パックほど注文した。

売り子のイカ娘の訝しむ視線を背中に受けながら、王の待つ修道院へと急ぐ。


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相変わらず超Flee状態の『蠅の王』は、オレを見つけるや否や、周囲の死体とそれに群がるハエたちを衝撃波で吹き飛ばしながら一気に近づいてきた。

どうやらヒールで体力を回復しているようだ。なんと器用なハエであることか。

だがオレが与えるダメージの方が僅かに上だ。少しずつだが確実に、超Flee状態の王を追い込んでいる。

このままいけば、そう思った次の瞬間――



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何が起きたのかを理解したと同時に、言い知れぬ高揚感を覚えた。

イクスパルシオン、通称『追放』だ。

オレが蝶の羽を使った意趣返しというわけだ。面白い。

オレは腹の底からありったけの雄叫びを上げた。色褪せたシャンデリアが少し揺れた。

これほど昂る戦闘は久々だ。本気を出してやろうではないか。

舞台を整えた豚神父にも感謝しなければな。礼にハエの死体でも持ち帰ってやろう。


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再び王と交戦し始めた直後、王の姿が大きく変わっていった。

鮮血色の複眼、大きく膨らんだ腹部、脚の先端は細かく枝分かれしており、杖と聖書を器用に掴んでいる。

王冠と王族衣装を身に纏い、尻と思しき部位からはコンデンスミルクのような蛆を噴出させている。

これが『蠅の王』の真の姿なのだ。これほど醜悪なモンスターをオレは他に知らない。

しかし超Fleeも解け、大型となったことで攻撃を当てやすくなったのは僥倖だ。

王は全身をうねらせながら、先ほどより激しさを増したラッシュを繰り出してきた。

オレも負けじと応戦する。壁を背負い、両足に力を込める。

こうして両者本気の第二ラウンドのゴングが鳴った。

島の夜明けは、近い。


『乗りかかった舟だ、引き受けてくれるね?』

目の前にいる金髪豚神父の顔を、愛刀の+7トリプルリベレーション蛸引包丁でメッタ刺しにする妄想を終えた後、オレはその悪魔じみた依頼に応じることにした。

ルーンミッドガッツ現国王、トリスタン3世が攫われ幽閉されていた島。

そこで行われた『召喚儀式』は、召喚者のヒバムを含め島全土を死霊悪鬼で包み込んでしまった。

もはやアルナベルツにすら島の管理は不可能。かといって、ルーンミッドガッツはこの件に公に介入できない。

ならば秘密裏にと、バムプのクソ野郎がオレに白羽の矢を立てた。


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国王の死体回収、及び召喚儀式の『後始末』が今回の依頼だ。無論、一人で。

島の惨状を認識しており、アルナベルツと交流があるオレならば、向こうさんも無下にはしづらい。

たとえルーンミッドガッツに恩に着る形になっても、だ。

この提案がバムプの方から上層部になされたと言うのだから、オレとしてはこの腹黒タヌキジジイの食事にパイクレシアの一つでも仕込みたくなるというものだ。

プロンテラに神はいない。

空から落ちた傲慢なワシと、その死体に湧いた大量の蛆がいるばかり。


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それでも今回の依頼を引き受けたのには理由がある。ジェドのことがあったからだ。

アルナベルツの大神官、穏健派のジェド=ベケント。

以前、オレが『聖域』に踏み入ったことで、奴の立場をかなり悪くしてしまったことがある。

だが今回、ジェドと親交のあるオレが儀式の後始末をつけたとなれば、アイツの立場も少しはマシになるだろう。

これはオレなりの罪滅ぼしでもある。

急進派にしてやられたまま認知症にでもなられたら、オレは二度とウマい毒瓶が飲めなくなってしまうだろうからな。

+7トリプルリベレーション蛸引包丁の切れ味を確認し、オレは死霊悪鬼蠢く島に降り立った。


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島の中央に位置する修道院には、哀れな『元人間』たちが多数徘徊していた。

オレは神に仕える者ではないので、彼らに安息を与えることは出来ない。それは豚神父の仕事だ。

修道院の最深部は、死体に釣られたハエどもが耳をつんざくような羽音を立てながら、縦横無尽に飛び回っていた。

なんという地獄絵図、もとい世紀末。汚物は消毒せねばなるまい。

そう思い、オレが愛刀に手をかけた瞬間―――


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衝撃波のようなけたたましい羽音。辺りに漂う腐臭が一層濃くなる。

無数のハエを従えた姿はまさに『蠅の王』と形容するに相応しい。

肉を千切りとることに特化した口鉤からは、鼠色の涎を滴らせていた。

間違いない。コイツが召喚儀式の賜物だ。

待ってましたとばかりに、『蠅の王』とその臣下が一直線に向かってくる。

オレは戦闘態勢をとりながら、豚神父がパイクレシアで苦しむ妄想を迅速に済ませた。


応答がない、ただのポンコツのようだ

最近、画像がうまく表示されない。

他ROブログを拝見してても、正常に表示されない画像がちらほら。つまりは自分のPCの問題らしい・・・

動画も再生まで時間がかかるor再生されない。ただ、こっちはカスペルスキーを終了させれば、ある程度は何とかなる。




う~んカスペルスキーの更新が原因なのかなぁ・・・

考えたくないけど、この暑さでPC逝ったのかな・・・
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トミー(うなぎ)

Author:トミー(うなぎ)
顔面クリムガンなうなぎ。
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